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顎関節症について

当院は口腔外科を標榜しておりますので、顎関節症の患者様がほんとにたくさんいらっしゃいます。この写真は顎関節症の症状について書いたものです。当てはまる方も多いのではないでしょうか。その原因の中でほんとに多いなぁと最近思うのが食いしばり、噛み締めです。人間は普段ものを食べてない時、上の歯と下の歯は数ミリの隙間を保ち接触してない状態が通常とされています。安静空隙と言われるものです。しかしこの隙間がなく何もしていない時も上の歯とと下の歯を常に接触させている方が非常に多く、この状態を長期間続けていると顎関節に歪みが生じてきます。ましてやググーって力を入れてかみしめていると顎にかかる力学的負担は相当なものになってきます。先日もいらしたのですが、吹奏楽をやっている高校生の患者様で常に管楽器を歯でかみしめることで体に支えてるんですね。やはり顎が痛くなってきてしまいます。この方もそれが原因だと自覚されてましたが、やはりクラブ活動は止めることができないので、症状を軽くすることが難しいのです。部活以外の時はなるべく上の歯とと下の歯を接触させないようにして安静空隙を意識してくださいとアドバイスしました。これを読んでる方も、安静空隙を常に意識してみてください。意外と歯と歯がが接触しちゃってる時、多いですよね。広い意味でのこのような生活習慣を改善することで関節の痛みや違和感は軽減する場合が多いです。